川を直す 川を直すと、どれだけの経済効果を生み出すか?
例えば、川が素敵に蘇ることで、流域に交流人口が増えて、新たな産業が生まれます。

川と海との関係が良くなると、水棲生物たちはより自由にその間を遡上したり降海できるようになり、より活動領域が拡がります。そうなると魚たちの生息種類も数量も復活します。

例えば、アユが海から遡上、そして産卵後に河口付近でふ化したアユは海で冬を越します。アユなどの魅力的な魚たちが増えると、釣り人が増えます、そして漁獲も増え内水面漁協が潤います。川は、人が手入れしないと良くなれません。森川里海のつながりの確保、川が1本につながると、豊かな命が宿ります。そしてさまざまな流域ビジネスによる交流人口の増加も期待できます。

私たちは、この活動をリバーブランディングとして実践しております。

群れでえん堤を遡上するアユ(黒い影の部分)にとって、川を遡上できること、降海できることの両方が大切で、それは日本に生息する約400種類の淡水・汽水域に生息するすべての水棲生物にとって最も重要なことです。